こんにちは!畦風ブログライターのそりちゃんです。
ご無沙汰しております。
花粉に苦しむ日々を送っていますが、元気に楽しく(忙しく💦)生きております。
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突然ですが、重大発表があります!!!
現在、畦風は
マクロビオティック料理研究家、中島デコさん監修レシピのレトルトカレー
を開発しています!
無添加、かつオーガニック食材を使っており、美味しい!
そんなこだわり満載のレトルトカレーです。
ぜひ多くの方に、このカレーを知ってもらいたい!
そして食べてもらいたい!
というわけで今回、カレーの紹介記事を書くことにしました。
2~3回に分けて投稿していこうと思います。
よろしくお願いいたします。
まず、今回の記事では、レトルトカレープロジェクトの背景をご紹介していきます。
レトルトカレープロジェクトの背景
「ブラウンズフィールドをもっと多くの人に知ってもらいたい。」
「ブラウンズフィールドに興味があるけど、なかなか来られない人に、ブラウンズフィールドの料理の美味しさを届けたい。」
畦風社長である達さんのこのような思いから、「中島デコさん監修のレトルトカレー」プロジェクトは始まりました。
え、待って待って。そもそもブラウンズフィールドってどんなところなの?
という方のために、まずはブラウンズフィールド現スタッフである私が、ブラウンズフィールドについて紹介しましょう。
ブラウンズフィールドとは
マクロビオティック料理家である中島デコさんが、1999年に千葉県いすみ市で始めたブラウンズフィールド(以下BF)。
現在BFは、デコさんとスタッフ十数名が暮らす暮らしの場であり、沢山の人が観光や学びのために訪れる場でもあります。
敷地内には、米、麦、豆や野菜を育てている田畑があり、カフェや、パン屋さん、宿泊施設、イベント施設があります。
年間を通して様々なイベントを開催しており、沢山の人が訪れています。
例えば、田植え、夏祭り、稲刈り、収穫祭など季節に合わせたイベントがあります。
また、中島デコさんによるサスティナブルスクールや、
岡本よりたかさん&達さんによる無肥料栽培セミナー合宿などの学びを目的とした合宿も開催しています。
お客様が沢山訪れる場でもありますが、実はスタッフの数も入れ替わりも多いです。
常に10~15人ほどの住み込みスタッフがおり、滞在期間は、1~2か月の人から1~3年の人もいます。
スタッフは、WWOOFER(ウーファー)とイメージが近いかもしれません。
皆それぞれの目的を持って、BFのスタッフになっています。
田舎暮らしに興味を持っている人が居たり、
農やカフェを将来自分でやりたい人が居たり、
自分がやりたいことを探している途中の人が居たり。
BFでスタッフをしていると、日常からでさえ沢山の学びがあり、また沢山の素敵な出会いがあります。
社長とブラウンズフィールド
社長の達さんは、2022年夏までの2年間、農スタッフとしてBFで過ごしていました。
BFでの2年間で、農について沢山の学びがあったことに加え、今に繋がる出会いもあったそうです。
BFのオーナーである中島デコさんとの出会い、
無肥料栽培家である岡本よりたかさんとの出会い、
そして、石井食品の社長、石井さんとの出会い。
これらの出会いが、畦風の設立や、耕師~たがやしし~(※)としての活動の大きなきっかけとなっったそうです。
※耕師~たがやしし~とは
岡本よりたかさんが主宰するたねのがっこう郡上本校にて、無肥料栽培のセミナー講師となるべく、岡本よりたかの理論を1年間勉強してた講師。全国に10名いる。(参考:https://okamoto-design0u0.com/news/63875b5af0bdc45431a7b3fe 2024/2/6閲覧)
今回、レトルトカレーの商品化に協力してくださるのは、無添加調理(※)にこだわる食品会社、石井食品さんです。
石井食品さんとカレーについては、次回の記事で詳しくお話しします。
※石井食品での製造過程においては食品添加物を使用しておりません。素材にこだわり、原材料をシンプルにすることでおいしさを追求しています。(石井食品ご担当者様より無添加調理についてご説明いただきました)
因みに、ライターである私と社長が出会ったのもBFです。
達さんとは、スタッフ期間が半年ほど重なっていました。
私が、BFスタッフになったときに、達さんは既に1年以上BFでスタッフをしており、私にとっては、大ベテラン先輩スタッフでした。
ブラウンズフィールドの料理が美味しい理由
レトルトカレープロジェクトが生まれたきっかけの一つは、
「BFの料理の美味しさをたくさんの人に届けたい。」
という達さんの思いでした。
そうなんです!!!
手前味噌ですが、声を大にして、胸を張って言います!(笑)
BFの料理(カフェごはんも、宿泊のごはんも、スタッフの賄いも!)は、非常に美味しいんです!!!
美味しさの秘訣は色々ありますが、特筆すべき秘訣は以下の3つ。
自家栽培の米、小麦、蕎麦、豆、野菜、果物が美味しいから!
自家栽培の作物から作る自家製調味料が美味しいから!
食べるの大好き、作るの大好きなスタッフたちが作っているから!
BFの主要な作物は、米、豆、小麦です。
これらは、主食やおかずとしても食べていますが、自家製調味料の材料でもあります。
味噌は米と豆から、醤油は米または小麦と豆から作っています。
調味料はほとんど自給しているため、買っていません(塩、油は買っていますが)。
ウスターソースやマヨネーズ、トウバンジャン、コチュジャンなども自家製調味料を使って手作りしています。
BFの田畑の恵みから自分たちで作っている調味料は、本当に本当に美味しいんです。
最近は、スーパーでお手頃な価格の調味料がたくさん売られていますが、それらのほとんどは”本当の作り方”で作られた調味料ではありません。
早く大量に作るために、長い熟成時間を省き、添加物を使っている場合が多いです。(この話は、詳しく語りたいですが、話始めると大変長くなるので、省きます)
また、BFでは、様々な種類の野菜を少しずつ育てています。
米と大豆、小麦を作るだけでかなり手間暇がかかるので、野菜は完全自給はできていません。実は、自給出来ていて買わずに済んでいる野菜は、大根、菊芋、紫蘇くらい。
野菜は買っていることが多いですが、買うときはできるだけ地元のもの、繋がりのある有機・自然栽培農家さんのものを選んでいます。
自家栽培の野菜はいつも食べられるものではない分、賄いに登場すると、皆大喜びです。
つい最近、
「ブロッコリー、採れたよ~」
「え~嬉しい!じゃあシンプルに食べたいね~」
ということがありました。
2つくらいだけでしたが、前の年は、ブロッコリーは採れなかったので、2つでも万々歳。
塩茹でしてそのままいただきましたが、甘味と旨味が濃く、とても美味しかったです。
レトルトカレープロジェクトが生まれた背景
さて、徐々にカレーの話に戻っていきましょう。
カレーは、どんな野菜、調味料、残り物を入れても美味しいので、賄いで登場率が高いメニューの一つです。
BFでは、食品ロスはほぼゼロ。
カフェの残りものも、前日の賄いの残りものも全て使って作ることが、賄いの基本です。
カレーは、味噌汁の残りを入れても、ソースの残りを入れても美味しくできるので、
「今日、残り物がちょこちょこ色々あるね」
「やさいの端切れがたくさんあるね」
というときに作りがちなんです。
また、毎年、夏祭りと収穫祭でも、カレーを作って販売しています。有機スパイスを使い、そのときに採れるBFの野菜と、大豆をたっぷり入れています。
とっても美味しいので、是非食べに来てくださいね。
このような背景から、BFのスタッフにとって、カレーはとても馴染み深い料理です。
達さんは、BFのスタッフだったころ、日々の賄いの美味しさに感動したそうです。
現スタッフである私も、日々賄いの美味しさに感動しています。
外食しても、やっぱりうちの料理が最高だなと思ってしまうくらい(笑)
達さんは、この感動の美味しさをたくさんの人に知ってほしいと思い、広める方法を考えていたところ、賄いの中でも特に馴染みが深いカレーでレトルトカレーを作るという案が浮かんだそうです。
また、達さんの熱い思い、
「繋がりのある農家さんの規格外の野菜を使った商品を開発して農家さんを応援したい!
フードロスを減らしながら、持続可能な循環社会に貢献したい!」
とも重なり、レトルトカレープロジェクトの構想が徐々に形となっていきました。
このレトルトカレーには、達さんの優しさと様々な思いが乗っているのです。
次回記事とプロジェクトの今後について
ここまで読んでくださった皆さんは、今おそらく
「レトルトカレー気になる~~!食べた~い!」
という気持ちになっているかと思いますが、
ごめんなさい。カレーの発売日はまだ決まっておりません。
2024年秋冬頃の発売を目指しておりますが、まだ開発途中ですので、発売発表まで気長にお待ちくださいませ。
次回記事は、「開発過程」についてです!お楽しみに~!
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