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  • 執筆者の写真Haruna Sorita

無肥料栽培セミナー 2024年6月

こんにちは。畦風ライターのそりちゃんです。


最近も、忙し楽しく生きています。


昨日までの3日間は久しぶりにブラウンズフィールドのカフェでランチ担当をしました。


同期の農スタッフしばちゃんがもうすぐ卒業ということで、

記念に同期3人(しば、さっちゃん、わたし)でカフェを営業しました。



同期3人
同期3人

カオソーイ
カオソーイ

手打ち麺のカオソーイ、野草のガパオライス、しばちゃんスイーツ、大好評でした◎


達さんも、元カフェスタッフの3人と一緒に来てくれました。


ありがとう~~。たくさんの人が食べに来てくれて嬉しかったです。



セミナーの内容


今回のテーマは、「コンパニオンプランツと夏野菜の管理」でした。



コンパニオンプランツという言葉を知っていますか?



コンパニオンプランツとは、一緒に植えて育てると、

お互いの病気を防いだり、

虫食いを防いだり、

土壌の菌や微生物のバランスを整える

といった効果があり、相性の良い植物たちのことです。

(私も達さんから教えてもらうまで知りませんでした。)



コンパニオンプランツは、実は食べ合わせの良い野菜でもあることが多いです。


よりたかさんが、昔ブラウンズフィールドで野菜のトマト煮を食べて、

それに入っていた5種類の野菜が畑でも相性が良いのではないか、と思いつき、一緒に植えてみたという写真が教科書に載っています(笑)


フィールドワーク
ブラウンズフィールドでのフィールドワーク。今月はよりたかさんが先生でした

相性の良い野菜の例として、じゃがいもとねぎがあります。


ねぎは、じゃがいもがかかりやすい「そうか病(皮の表面がぶつぶつになる病気。食べても問題ないが見た目が悪くなってしまう)」を防ぐ効果があります。


また、じゃがいももねぎも土寄せ(土を高く盛る)をして育てる野菜であるという点でも相性が良いです。


じゃがいもは土寄せをすることで、より多くの実をつけ、ねぎは土寄せをすることで白い部分の長さを長くすることができます。


違う科の野菜を一緒に植えて、良い影響があるというのは面白いですよね。


また、畑の夏野菜の管理方法では、

実をたくさんつけてもらう工夫、

虫に食べられないようにする工夫

などを学びました。


フィールドワークでトマトの脇芽の管理方法を説明している達さん
フィールドワーク:トマトの脇芽の管理方法


例えば、ウリ科の植物の葉は、ウリハムシに食べられやすいです。

食べられすぎてしまうと、光合成ができなくなってしまうので成長できなくなってしまいます。


ウリハムシ対策のために、ある程度大きくなるまではビニール袋など行灯を作り、囲って虫を防ぎます。



ブラウンズフィールドでは、米の苗土の袋が沢山あるので、それの上下を切って筒状の袋にして使っています。


5月に畑に定植したときに、各ウリ科野菜に袋を付けましたが


○米袋でしっかりと囲っていた子

○袋が足りなくなってしまい、仕方ないので袋の長さを半分に切ってそれを使った子

を比べると、とても分かりやすく、ウリハムシの影響が見られました。


充分な高さの行灯を付けたウリ
充分な高さの行灯を付けたウリ



行灯が低すぎたウリ
行灯が半分の高さのウリ

ある程度高さがある行灯を設置しないと、ウリハムシが中に入ることができてしまうという良い例になりました笑


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ブラウンズフィールドでのセミナーのスペシャルコンテンツ「中島デコのワークショップ」では、らっきょう漬けの作り方を学びました。


まず、昨年植えたらっきょうを掘り、掘ったうちの一部をまた種らっきょうとして、来年のらっきょう漬けのために植えました。


こうやって毎年らっきょうが繋がっていくんです。


らっきょうを掘っているこども
らっきょう堀り

ブラウンズフィールドのらっきょうは、らっきょうが苦手な人にも美味しいと言っていただけることが多いです◎


また、ちょうど梅の収穫時期だったので、梅干しの漬け方、梅酒の漬け方も学びました。


ブラウンズフィールドの梅干し、梅酒本当に美味しいんです!


気になる方は是非、来年のワークショップに参加してください(笑)



各会場のごはん


ブラウンズフィールドの夕食・朝食は、私そりたが担当しています。

今回はセミナー畑のそら豆を使ってコロッケを作りました○


夕食
夕食



たまる食堂のセミナーでは、店主のるーちゃんがミールスを用意してくれました○


るーちゃんのミールス
るーちゃんのミールス

めちゃくちゃ美味しかったー!るーちゃんのスパイス料理いつも美味しくて大好きです。



因みに、他の会場のランチもとっても美味しいです○


とのづか農園では、ブラウンズフィールド卒業生のゆきが、


地球のしごと大學では同じく卒業生のなんなんがランチを作っています。


(私は行っていないので食べていないけど。以前彼女たちと一緒に働いていたのでわかります。彼女たちのごはんは絶対に美味しい!!)



セミナーは連続講座ですが、単発の参加もを受け入れいていますので、気になる方は私までご連絡ください↓

私のDMへどうぞ。



セミナー全7回内容

■全7回スケジュール

[第1回] 3月

座学 : 自然の原理原則

実践 : 春夏野菜の苗作りと土の見方


[第2回] 4月

座学 : 畑設計と作付け計画・土の見方

実践 : 畑設計と土づくり


[第3回] 5月

座学 : 苗定植と種まき・微生物の世界

実践 : 苗定植と種まき


[第4回] 6月

座学 : 夏野菜の管理方法とコンパニオンプランツ

実践 : 夏野菜の管理方法とコンパニオンプランツ


[第5回] 7月

座学 : 夏野菜の管理、病気と虫対策

実践 : 夏野菜の管理、病気と虫対策


[第6回] 9月

座学 : 畑の借り方と認定農家のメリット

実践 : 秋冬野菜の定植と種まき・夏野菜の種採り


[第7回] 10月

座学 : 年間通してのまとめと質疑応答

実践 : 秋冬野菜の管理・冬の準備



達さんがセミナーを行う会場

◆ブラウンズフィールド(千葉県いすみ市岬町桑田 1501-1)

講師:岡本 よりたかさん & 佐川 達也

主催者:ブラウンズフィールド

開催日:第2土曜日、日曜日


●3月9.10日・4月13.14日・5月11.12日・6月8.9日・7月13.14日・8月お休み・9月14.15日、10月12.13日

(全7回)



◆たまる食堂(千葉県長生郡長南町豊原1052-1)

講師:佐川 達也

主催者:西本 かおるさん

開催日:第2火曜日


●3月12日・4月9日・5月14日・6月11日・7月9日・8月お休み・9月10日・10月8日・11月12日

(全8回)



◆とのづか農園(埼玉県杉戸町堤根1035-1)

講師:佐川 達也

主催者:外塚 博圭さん

開催日:第3火曜日


●3月19日・4月16日・5月21日・6月18日・7月16日・8月20日・9月17日・10月15日

(全8回)



◆地球のしごと大學(千葉県佐倉市直弥付近)

講師:岡本 よりたかさん & 佐川 達也

主催者:地球のしごと大學(循環型農業学部)

(萩谷 祐介さん・田沼 郁恵さん)

開催日:第2金曜日・第3土曜日

※岡本よりたかさん講師日は第2金曜日


●3月16日・4月12日・5月18日・6月7日・7月20日・8月17日・9月21日・10月11日・11月16日

(全9回)



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