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執筆者の写真Haruna Sorita

無肥料栽培セミナー 2024年10月

更新日:18 時間前

こんにちは、そりちゃんです。


寒かったり暖かかったりの日々が続いておりますが皆様、いかがお過ごしでしょうか?


私はしっかり体調を崩しましたが、元気になりました。


ブラウンズフィールドで生活していると、自分が料理をしなくても誰かが美味しいものを作っています。


うっかり食べ過ぎてしまうことや、今日は小食にしよう!が上手くいかないことが多々あります(笑)


私は食べすぎが続いたときに、

さらに疲れがたまっていたり、季節の変わり目だったりが重なると体調を崩すなあと今回改めて実感しました。


体調を崩した時にいつも開く東条先生の「家庭でできる自然療法」の本にも、

食べすぎると風邪に負けやすくなること、

断食中は、どんなに寒くても風邪をひかないことが書かれています。


東条先生、今回も大変お世話になりました。

一家に一冊あるとすごく助けになる本だと思います。


読んだことがない方は是非一度、開いてみてほしいです。


以上、近況報告と最近の学びでした笑

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セミナーの報告ブログでは、達さんがセミナーをやっている4会場のうち、私が参加している2会場

  • ブラウンズフィールド

  • たまる食堂

のセミナーの内容を書いています。


ブラウンズフィールドでは、日々のセミナー畑管理、セミナー当日の食事作りなどを担当しており、

たまる食堂では、セミナー当日の達さんのアシスタントをしています。



10月のセミナーの内容

今回のテーマは、

「秋冬野菜の管理、畑の選び方、土壌分析」

でした。


秋冬野菜の管理

今回のセミナーで、アブラナ科の野菜(大根、かぶ、キャベツ、白菜などなど)、特に葉っぱを食べる野菜を育てるのは難しいな~と改めて実感しました。


セミナーの様子
セミナーの様子


虫食い。手ごわいです。


9月のセミナーでは、大根やかぶ、キャベツなどを畑に定植しました。


アブラナ科は虫に食べられやすいので、寒冷紗をかけていますが、それでも食べられてしまうことがあります。


たまる食堂の畑では、寒冷紗をかけていたもののキャベツや白菜などがかなり虫に食べられてしまいました。


虫食い
虫食い

既に土の中に居た虫に食べられてしまったのだと考えられます。


今回は、虫食いがすごかった野菜は、敢えて寒冷紗を外しました。


寒冷紗をしないことで、葉を食べてしまう虫を食べてくれる寄生蜂を呼び、虫食いを防ぐ効果が出ることがあるそうです。


自然が相手って難しくもあり、面白いな~と思いました。

(上手くいかない可能性もあります!どうなるかな)



土壌分析と畑の選び方

ブラウンズフィールドの9月のセミナーでは、畑の土を採取し、みらい蔵さんのサービスを使って土壌分析をしました。


土壌分析とは、土の中の成分を分析して、数値としてあらわしてくれる診断です。



土壌分析をすると、


  • 作物を育てるのに必要なモノが土にあるのか?

  • 何が足りないのか?何が過剰なのか?

  • 化学肥料、農薬などが土中に残っているか?

  • 土を改善し、収穫を増やすには何をしたら良いか?


などが明らかになります。


畑を選ぶときや、畑を改善したいときにとても便利です。



ブラウンズフィールドの畑の土壌分析の結果の一部をご紹介します。


土壌分析結果

まず、pHは6.0でちょっと酸性寄りの土であることがわかりました。


畑のpHの理想は、6.5です。


6だと、じゃがいもは育ちますが、アブラナ科には厳しい環境です。

(だから大根あまり大きくならないのか!)


対策としては、アルカリ性である草木灰を入れるということができます。



また、ミネラルが少ない畑だということもわかりました。


ミネラルは、植物にとって身体を構成するときのサポート役であり、健康を保つための必須元素でもあります。


対策としては、ミネラルが豊富な落葉広葉樹の落ち葉や米ぬか、またそれらを使って作った雑草堆肥を入れるということができます。


と言っても、、私一人で土壌分析の結果を見ても、知らない言葉が多すぎて読み解くことができず。。

よりたかさん、達さんに解説していただきました。



また、畑の土がどのような状態なのか?

に関わっているのは、

自分がその畑をどのように使ってきたか?(慣行栽培?有機?自然栽培?何を育ててた?)

借りたばかりの畑であれば、前に使っていた人がどのように使っていたのか?

というような「最近の話」

だけでなく、

その地の地形、その地形の生い立ちが大きく関わっています。


川の近くなのか?

海の近くなのか?

山間部なのか?

火山の近くなのか?


過去数千年中でその地の土はどのようにできてきたのか?



土によって作物の生育は全く違います。

田んぼに向いている土もあれば、野菜に向ている土もあります。


同じ種を蒔いたときに、手をあまりかけなくてもかんたんに育つ土もあれば、全然育たない土もあります。


このような「土」のお話は、よりたかさんが今年の年始の深ボリ講座というオンライン講座ですごく詳しく解説してくれていました。


理解しきれない部分もありましたが(苦笑)、


土ってこんなに奥深いんだ!

畑を選ぶ前に知っておくべきことってこんなにあるんだ!

おもしろ~!

と感動しました。



毎回のお楽しみ。ごはん

ブラウンズフィールドのセミナー最後の夜ごはんは、

ブラウンズフィールド産のものや達さんの畑のものをたくさん使ったごはんにしました。


BF大豆の納豆と間引き大根でかきあげをしたり、達さんのれんこんで炊き込みごはんをしたり。我ながら美味しかった~~(笑)

夕食
夕食

夕食の様子
夕食の様子

たまる食堂のセミナーでは、るーちゃんが美味しいお昼ごはんを作ってくれました。

こちらもゴーヤやマイクロきゅうりなど畑のものを使ったお料理です。

るーちゃんごはん
るーちゃんごはん

私のたまる食堂の最近の推しは豆花(とうふぁ)という台湾のスイーツです。

季節のフルーツのコンポートが入っていて、めちゃくちゃ美味しいので是非是非食べに行ってみてください~~~!!

豆花
豆花


今年最後のセミナー

ブラウンズフィールドのセミナーは今回が最後。


終了証授与式がありました。


終了証をもらったみんな
終了証をもらいました


ブラウンズフィールドのセミナーは全国の耕師のセミナーの中でおそらく唯一の1泊2日の形式でした。


その分、デコさんのワークショップがあったり、朝昼晩の三食、ブラウンズフィールドの美味しいごはんを楽しめたりと毎回盛りだくさんな内容でした。


セミナーに参加してくださった皆様、講師のよりたかさん、デコさん、達さん、ありがとうございました。


私が至らない部分は、参加者の皆さんにもたくさん助けて頂きました。

皆さんのおかげで私もとっても楽しかったです。



たまる食堂のセミナーは11月が最後です。

最後のセミナーでは、達さんとたまる食堂の店主、るーちゃんが育てているれんこんを掘りに行く予定です。

楽しみ~!


れんこん堀り
れんこん堀り


来年の無肥料栽培セミナーの募集も年内に開始する予定です。

開催場所は、今年とは少し異なるかもしれませんが、千葉、埼玉で数か所開催する予定です。


ブラウンズフィールドのセミナーは、開催決定です○

来年のセミナーに向けて、冬の間の土の改善を行う予定です。


今年は参加できなかったけど来年は参加してみたいな!という方や、

今年も参加したけど楽しかったからもう一回参加したいな!という方

告知を楽しみに待っていてくださいね~!


告知は、

当ブログ、Instagram/Facebook(佐川達也の投稿および、各会場の投稿)で行う予定です。


お楽しみに~!


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